咲|まなブロ

読書記録と英語学習を中心に日々の学びを投稿しています

葛藤を乗り越えた先にしか見えないもの

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今日の学びは、葛藤から逃げずに成長する、です。

 

みんな大なり小なり、葛藤をもって生きているのではないでしょうか。

私も、日々葛藤があります。

 

買いたいものがあるけど、節約もしたい。

自分のやりたいことと家族と過ごす時間を天秤にかけなければいけない。

家庭も大事にしたいけど、自分のキャリアも諦めたくない。

 

今日ご紹介する本は、スパイとして潜入した主人公が、潜入先で葛藤し成長していく物語です。

「ラブカは静かに弓を持つ/安壇美緒」

 

私が主人公の立場だったら、もう全部捨てて逃げ出したくなってしまうと思います。

自分がスパイとして裏切っているという背徳間と、一方で日に日にそこで築かれていく人間関係。

しかもそこが、心の拠り所になるような良い人たちばかり。

 

主人公は、悩んだ末に、自分が正しいと思う行動を決意し実行して行きます。

私はこの物語の先で、過去のトラウマを乗り越え、葛藤を乗り越えて一回り成長した主人公の姿を想像しました。

 

どこかで逃げることもできたかもしれない。

でも、逃げずに向き合い、強くなる。

 

そんな姿がとても印象深かったです。

 

私自身の葛藤は主人公の葛藤とは違う種類かもしれないけれど、どんな葛藤に苛まれても、自分に恥じない選択、そして、後悔のない選択をしていきたいと感じました。